2009年6月17日水曜日

オーガナイザーの気持ち

むかーしの話。たぶん大学生の頃。

世の中の大半のクラブパーティーのオーガナイザーが、自分ではDJをやらないという話を聞いて、驚愕したことがあります。
元々DJじゃないのか、あえてしないのかはよくわかりませんでしたが、当時の僕には信じられませんでした。

なぜなら、当時の僕は、自分がDJしたいから、パーティーをオーガナイズしているようなものだったから。


さてさて、現在。

今では、上記の理由、ふかーく理解できます。
それは、オーガナイズすることとDJをすることとは、全く別だということを骨の髄まで味わっているからだと思います。
けっしてDJの場所や回数が増えて、やる機会が多くなったから、というのが理由ではありません。


なんで、こんなことを書いているかというと、ここ最近お客さんとしてパーティーに接しているのがすごく楽しいからです。
要は当たり前のことなんですが
DJとして関わっていなくても、オーガナイザーとして関わっていなくても、面白いパーティーは面白いんですね。
自分でもパーティーにとって面白いお客でありたいなーとしみじみ感じています。
DJしたいからパーティーをするっていうことよりも、パーティーが好きだから、オーガナイズする、DJする、遊びに行くってことなんだなーと。すべてが並列していて、不可欠というか。

パーティーの、みんなでそれぞれの楽しみ方をシェア(共有)している感じがすごく好きです。

そういう場所は、ぼうっとしていると無くなってしまいそうなので、どんな形であれ、積極的に参加していたいです。

communication!もみんなにそう感じてもらえるようなオープンな場所に、みんなの力でできればいいなーと。
僕も微力ながら、でも最大限の誠意と努力をもって、パーティーに臨みたいと思っています。


追記:
2006年に小峰君と訪れたCOCOMOで、「ここでDJできたら、最高だね」って言って、翌年の夏、自分達でパーティーをオーガナイズして、200人以上来た時は、本当に感動しました。
あの時はタイムテーブルが乱れまくって、ほとんどDJできなかったんですが、それでもよかったと思えました。
僕があそこでDJしたい!っていう気持ちよりも、別の生き物のようになったパーティーの強い意志を感じたんだと思います。それくらいたくさんのいい笑顔があの日溢れていました。

あの日がオーガナイザーとしての出発点だったんだなーとしみじみ。

がんばろっと。

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