2010年3月24日水曜日

賑やかな3連休。そして…開花しましたね!

とにかく各所に遊びに出かけたこの3連休!

もう連休中は出ずっぱりだったんで、どこに行ったとか、どこで酔っ払っていましたなんて話は割愛させていただきますが、とにかくよく笑って、よく飲んだな~と。

communication!が今週の土曜日ということもあって、各所で「おめでとう!遊びに行くよ!」と言ってもらえたことは本当に嬉しくて、こういう一言をいただくためにパーティーをやっているんだな~と実感しました。

そういうこともあってか、この3連休はとにかく色々と質問を受ける機会もあり、3年目をむかえるにあたっての抱負などをつらつらと語るようなことが多数ありました。

つまるところ

「原口はいったい何がやりたいんだ!?」

ということに集約されるような、そんな質問が多かったです。興味を持っていただけていることが素直に嬉しかったです。ありがとうございます!


前回、パーティーを続けることについて、色々と書いてみたのですが、つまるところ「パーティーを続ける&DJを続けるために活動しています」というのが僕なりの答えなんです。


こう返答すると、肩すかしをくっちゃう人もいるのかな~なんて思うんですが、3連休中色々と聞かれる中で、僕自身も考えてみたんですけど、こういう答えしか出てこないんですね。


明確なヴィジョンや目標、そういうものを高々と掲げることも重要なのかもしれないし、それがもしかしたら聞きたい答えなのかもしれない。(もちろん、世の中良くしたいって思ってやっています。笑われるかもしれないけど…。)


ただ、前にも書いたように、“続ける”ということは困難なことだと思っていて。それを目標にしているのは、悪くないかなって思います。


僕自身が実はかなり飽きっぽい性格なので、パーティーやDJがここまで続いているのは、ひとえにそれしか能がないからですし(それすら怪しいと思うときもあります…)、そして、楽しくなければ、好きでなければ、絶対続いていません。


誰もが楽に負担なく続けることができる環境なんて幻想ですし、僕の言う“続ける”はイコール“成長していく”ということです。もちろん、客観的に“成長していく”ということも重要なんですけど、少なくとも主観的に“成長していく”ことを実感することは必要だと思います。よく言う“現状維持”っていうのは“続ける”とはまたぜんぜん違います。成長が伴うことなく続けていったとしても、楽しくいられるか、好きでいられるか、かなり疑問です。


僕は20代半ばくらいまで、DJをやれる場所が貴重で貴重で、2ヶ月に1回とか、3ヶ月に1回とか、しかも機材持込みでレストランでやったりとか、周囲の僕より年の若いDJよりはおよそ苦労だけはしています。苦労自慢をしたいわけではないんですよ。はっきり言うとそれは僕が要領が悪かっただけで、そんな苦労する必要全くない!んですが、そんな環境が僕のDJ歴のおよそ半分を占めていたのに続けていられたのは、どんなにドロクサイことをやりながらも、自分の成長を感じられたし、好きでいられたからでした。


キレイごとに聞こえるかもしれませんが、若い人達がDJをやりたいのにやる場所がない!なんて苦労はさせたくないし(むしろ違う苦労や努力をしたほうがいいと思っています)、そういう場所を創っていくこと、それは“続けていく”ことの大きなモチベーションの1つです。

そこには意味があると思うし、そういう想いで僕に接してくれる年上や同年代の志の高い人達の恩恵を僕は今でも受けまくっています。


受けてきたものをつないでいくということです。


“続ける”ということはそういった歴史性の中に身を置くことだと思います。それはとても意義深いことです。


もちろん、楽しいことをやろうよ!と言って集まって、何かフレッシュなパーティーをやって、パッと解散する、それもパーティーの醍醐味だし、そこを否定しているわけじゃないんです。むしろ、過去そういうパーティーもたくさん主宰しているし、DJもしています。
ただそれは何か続けているパーティーがあったりするからこそ、よりフレッシュに感じるのではないか、と僕は思っています。


僕は自分がオーガナイズしていた定期的なパーティーを7、8年前に一度潰してしまった(正確に言うと、メンバーと意見が合わなくて、僕がパーティーから離れた後、半年後に無くなっていた)経験があって、そのときはかなりの喪失感に見舞われたので、ああいう経験は自分以外の人にさせたくないです。(これもしないでいい経験の1つですよね。)


なんだか、また書き過ぎちゃいました…。



この3連休は、長ーく続いているパーティーもあれば、新しく始まったフレッシュなパーティーもあり、友人のお店はアニバーサリーだったりで、賑やかなことはとてもよいことだな~と。


その賑やかさこそが最も大切なことだと僕は思っています。


景気が悪いからって誰もどこにも出かけなくなったら、それは結局のところ負のスパイラルしか生みません。SNSやツィッター人気が加速したのは、不景気のせいという意見に僕も賛成です。家を出なくても容易につながれることのメリットは計りしれませんが、飲み屋で隣のおじさんと意気投合するような、そんなつながりこそがどうかリアルでありますように。(もちろん、僕みたいに飲み歩いてばかりも考えものですけどね…。)


そういえば、開花しました、桜。


桜が咲き乱れるこの時期はとても好きです。どこか浮き足立っていて、世の中がピンク色に染まり、賑やかさに満ちている、それをぼけーっと眺めているのがたまらない。

桜は儚さの象徴と言われていますが、毎年必ず咲きます。そして、それを愛でる文化は脈々と受け継がれ、続いている。それがカルチャーなんだと思います。

僕の学生時代の友人は家庭ができて忙しいながらも、毎年僕やその周辺を誘って花見をしてくれています。その頃の付き合いと疎遠になりつつある僕にとってはとても貴重な場所です。(毎年必ず出席しているわけではないですけど。)

そんなパーティー(花見)を続けている彼を僕は尊敬していますし、これからも是非続けてほしいですね。

花見を主宰しているみなさんも是非、毎年続けてほしいな~と。花見を主宰する人もどんどん出てきてほしいな~と。

ちなみに、花見については僕は享受するだけです…。

ホントに大変なんですよ、花見はね…。主宰している人達には頭があがらないです。

これを読んでいるみなさんは、1つでも多くの花見に顔を出してあげてくださいね。花見は日本人が最も気軽に楽しめるパーティーだと思うので。主宰者を酔っ払って労いましょう!



そんな賑やかな日々が毎年続いていきますように!





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