2009年9月3日木曜日

FORTEだったり、選挙だったり。












写真はアベケンさんです!
とにもかくにもFORTE@山梨・大渡キャンプ場を堪能した週末でした!
主宰のDAIさん、タジフさん、今年も最高でした!!!
そして、FORTEのスタッフ、出演者の皆様、本当に素晴らしいフェスティバルを楽しませていただきました!ありがとうございます!
来年はより多くの人達とこの楽しさを共有したいですねっ。

で、週が明けて選挙でしたが…。
政権がひっくりかえりました。僕らはこれから何が起きるか注視しなくてはいけませんね。
マスコミや政治的なプロヴァガンダに踊らされるのではなく、自分の人生を主体的に踊っていきたいと思います。
個人的には風営法なる悪法を早いところ改善してほしいところです。そういうミクロなスローガンを掲げている政党があれば、投票しちゃいそうですけど。
クラブの深夜営業については他の国でも規制されているところはあるし、規制自体にしっかりとした意味があるなら受け入れる必要があるかもしれませんが、現行の法律はとてもそんなものとは思えませんよね。曖昧模糊としたまま現行法を続けるよりは、現状をきちんと見定めたうえで、あらためて定義し直してほしいと思います。
「パーティーができない国にいることが俺は恥ずかしい」(By KBS)
それにしても、当たり前のことですが、ドラッグは本当によくないですよね~。正直、あの事件の所為で、クラブカルチャーはイメージ悪くなり過ぎです。およそクラブとかに行ったことのない人達のイメージを多分に婉曲させていることでしょう。そういうことがマイノリティーな存在をより際立たせてしまいます
買うより売るほうが影響力を考えれば悪質だと思うので、根からどうやって絶てばいいか、国は真剣に考えた方がいいと思います。そういうのを僕らからちゃんと発信することにも意味はあるはずです。
もちろん、クラブミュージック、そして音楽というものの在り方自体がその存在を抜きに語れない部分は正直あります。
最も象徴的なのは、教科書にもその楽曲を採り上げられるビートルズだって、その使用を公言していました。
チャーリー・パーカーはドラッグを手に入れるために、サックスを質に入れるほどのジャンキーでした。
ヒップホップもドラッグ・ディールでのしあがっていくぜ!的なリリックはしょっちゅう出てきますし、そういう面も持ち合わせています。
ハウスミュージックにいたっては、そもそもそれを抜きに語れない時代がありました。
そういった文化としての要素もあります。(法的に限定的ですが許されている国もありますし、民族によっては宗教儀礼などに使用され、文化の根本を支えていたりもします。)
それらが生み出した楽曲も素晴らしいと思います。
ただ、僕らは歴史を通して、それらがもたらした負の要素をたくさん知っています。権力側が大衆を操るために公に使用してきた歴史も見逃せません。
だから、僕は深夜に(もちろん、誰かに迷惑をかけない範囲で)音楽をかけることや踊ることを規制されれば抵抗しますけど、そっちのカルチャーには同意できません。それは誰かを悲しませることにつながるから。
クラブ文化というものが存在するなら(少なくとも僕はあると信じています)、その魅力がもっと伝わるように、パーティーを続ける努力をしていきたいです。そのために必要なこと、必要でないことをきっちり整理していくことが重要だと思います。当たり前なんですけど。


あとは、もっと積極的な移民政策を僕はこの国に求めたい。
異国で安い賃金で家族に仕送りをしている人達の尊厳を奪うような、そういう国であって欲しくないんですよね。イメージだけで判断する人もいると思いますが、慣れない日本語をしゃべりながら、真面目に仕事をしている人がほとんどです。そういう人達がちゃんと働くことができない環境、税金払っていても選挙権もない環境、そういう状況は是非見直してもらい、法整備を進めて欲しいです。
当然なのかもしれませんが、生活インフラがちゃんと整っていて(ゴミ出したらちゃんと回収してくれるとか)、そこそこ治安もよいこと(物を落としても警察がちゃんと預かってくれるところとか)に、僕自身は感謝していることが多いんですよね。
だからこの選挙を通じて思ったのは、個人的な環境がもっともっと良くなって欲しいというよりも、マイノリティーでも許容される社会、多文化を受け入れる器のある社会を実現してほしいってことです。まあ、僕がマイノリティーなんで、結局僕の幸せとして帰結するのかもしれませんけど…。
はたして、それにふさわしい政権になるのかどうかは正直わかりませんが、僕個人として、政権に関係なくやれることをやらなきゃなーと思った週明けでした


2 件のコメント:

shunya さんのコメント...

もし民主党が政権を執り続けた場合、必然的に他国の人や文化(特に中国や韓国)が今まで以上に日本に流入してくるでしょうね。ドラッグに対する意識の違いも今後見直されるかもしれないですね。生活環境的に良くなる面もあるでしょうし、逆にスラム街が発生するような可能性も懸念されていてまだまだなんとも言えないところです。が、新しい流れの中で日本が少しでも良い方向に向かうことを期待するばかりです。

haraguchic さんのコメント...

日本がいい方向に!

そういう想いを持っている意識の高い人達がクラブカルチャーの中にはたくさんいますよね。

だからこそ、このシーンが誤解を受けないように僕はしていきたいです。

お互い、都心から、島根から、いいパーティーを発信していきましょう!

いいパーティーはいい世の中をつくることを信じて。