2010年6月15日火曜日

日曜日のこと。「マイロード 中澤佑二編」だったり。GAGLE「若き匠たちへ」だったり。

日曜日、携帯を無くした実感もないまま、アルコールでくたびれた頭を抱えて、中澤佑二選手が出演している教育テレビの「マイロード」の再放送を観ていました。

僕はサッカーというかスポーツ全般にそんなに詳しくないですが、中澤選手が不遇の時代を経て、現在の日本を代表する選手となった経緯はなんとなく知っていました。

だからというわけではないのですが、興味をそそられて、結局第1回~4回まで全部観てしまったんですが、特に印象に残ったのは最後の最後に「あなたの人生にとって大事なものは?」とインタビュアーに聞かれて、出した一言でした。

僕は“努力”とか“夢”、そんな言葉に近いものを挙げるんだろうな、と思って観ていたんですけど、彼が挙げた言葉は“出会い”。これには驚きとともに、やっぱりそうだよな、と納得させられるものがあって、前日の酔いがすーっとひいていくのを感じていました。

人生を決めるような重要な場面、必ずそこには自分をしっかりと見てくれている人がいた、そういう人達と出会えなかったら自分はここにいないかもしれない、彼は謙虚にそのような話をしていました。周囲が圧倒されるような努力の人であるにも関わらず。

腐らずにひたむきに努力し、好きであり続けることって、すごく難しいと思うんですが、誰かが見てくれているからやれている、そういうことってあるな~と僕もあらためて実感しました。いつも思うんですが、誰かと出会って何かを為すって、世の中の多くの事象がそういうことの積み重ねでできているような気がしています。これは誰かに頼れとか、他力本願っていうような、受身な姿勢であれ、っていうことではなくて。

いつどこで誰が見ているかわからないから、常に磨き続ける、そうすると声をかけてくれる人がいる、その努力の価値をわかってくれる人がいる、その同意や期待をもって自分が見てみたい領域に臨むことができる、それが夢を叶えることだ、と中澤選手は伝えたいんだと思いました。

仮に、周囲の無理解の渦中にいたとしても、その熱が冷めていないのなら、アピールし、求め、伝えようとする姿勢を忘れてはいけない、という1つの教訓として僕は受け取りました。

このブログでも何度も書いているんですけど、僕は人との出会いに恵まれたおかげでDJできています。僕がやっていることを見てくれているんだ、という視線は常に感じることができているのはとても有難い環境だな~と本当にしみじみと感じているんですよね。それがたとえ厳しい視線であっても、です。

そういう経験を今もできてるっていうのは、タフですが、楽しい!



そんな初心の気持ちにリセットできたんで、本当に気持ちよく日曜日はDJできました。表参道SMOKEでのRising Suns世界大会壮行パーティー!!!

是非!と言って僕にDJをオファーしてくれた岩元君の夢の舞台に応えたかったし、そういう想いがパーティー全体に伝わったような気がしました。僕のDJに声をかけてくれる人も多くて本当にありがたかった。

岩元君とは元々PETE ROCK話で盛り上がり仲良くなったので、この日はHIPHOPをメインにDJしていたんですが、特にかけたかった曲はGAGLE「若き匠たちへ」。







日本を代表して世界に挑む男達を鼓舞したかった。メッセージソングとしての日本語ラップの良さ、自分でDJしながらガンガン伝わってきました。やっぱGAGLEは最高だ!

出席していた代表選手からもこの曲に関してリアクションがあって、すごく嬉しかったです。いい曲を紹介できた時はやはりDJやっていてよかったと思う瞬間の1つですね。


岩元君、オメデトウ!!!これからが正念場!!!

日本代表選手の皆様、応援しています!!!

そして、パーティーに遊びに来てくれたみなさん、いつも感謝しております!!!


シーンの規模とかに関わらず、今できることの極点を目指し努力できる人をいつも尊敬しています。突き抜けている人はやっぱりカッコイイです!


そんなことを思った日曜日でした。



土曜日のレポートは写真があがってきてから!






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